ロングステイの諸手続き

引越しの準備と諸手続き

  1. 引越しのスケジュール
  2. 引越し作業と荷物の流れ
  3. 荷物の発送時期 <航海日数の目安>
  4. 電化製品の注意点
  5. ペットの運送

1.引越しのスケジュール

●引越の6日前

種類期間届け先手続きに必要なもの
住民転出届転居予定日までに(引越する前)旧住所の市役所・町村役場
  1. 役所にある所定届用紙
  2. 届け人の印鑑
  3. 国民健康保険証(加入者のみ)
国民年金(住所変更)なるべく早く。転出届の手続きの際、一緒に手続きを。
  1. 国民年金手帳
  2. 印鑑
  3. 転出証明書
国民健康保険(資格喪失手続き)
  1. 国民健康保険証
  2. 印鑑
  3. 転出証明書
福祉関係手当、老人医療
  1. 印鑑
  2. 転出証明書
その他年金等

●引越の5日前

種類期間届け先手続きに必要なもの
転校届いつでも(日祝祭日を除く)転入学先の学校長転入先の教育委員会の学校指定書(通学中の学校長の在学証明書、転入先の市区町村の住民票を持参して教育委員会で手続きをするともらえる)

●引越の4日前

種類期間届け先手続きに必要なもの
郵便物の転送いつでも(日祝祭日を除く)旧住所の管轄郵便局郵便局所定による無料ハガキか官製ハガキで知らせる。(旧住所と新住所)
電話の移転届いつでも(日祝祭日を除く)旧住所の管轄NTT局番なし〈116〉に電話で連絡する

●引越の3日前

種類期間届け先手続きに必要なもの
水道料金の精算移転先が決まったらその前日まで。(日祝祭日を除く)旧住所の管轄水道局営業所電話で連絡する。
ガス料金の精算移転先が決まったらその前日まで。ガス会社電話で連絡する。(電話番号は検針書に記入されている)
電気料金の精算移転先が決まったら早めに。関西・東京電力電話で連絡する。(電話番号は検針書に記入されている)

●引越後

種類期間届け先手続きに必要なもの
転入転入届転入後14日以内新住所の市役所・町村役場
  1. 役所にある所定届用紙
  2. 転出証明書
  3. 届け人の印鑑
  4. 国民年金手帳
  5. 母子健康手帳(就学前のお子さんのある人のみ)
印鑑登録なるべく早く。転入届の手続きの際、一緒に手続きを。新住所の市役所・町村役場
  1. 登録印を持参
  2. 所定届用紙(市町村により異なる場合がある)
※旧住所での印鑑登録は転出後、自動消滅します。
運転免許証の住所変更なるべく早く。但し更新の1ヵ月前なら更新時でよい。新住所所轄の警察署
  1. 住民票(同一管内)
  2. 写真(他県より転入)
  3. 免許証
自動車の登録変更転入後15日以内引越先の陸運事務所
  1. 車庫証明
  2. 車体検査証
  3. 新住民票
  4. 印鑑(実印)

2.引越し作業と荷物の流れ

  1. 持っていく荷物と置いていく荷物の大別
  2. 持っていく荷物の仕分け
  3. 荷造り材料の手配/梱包
  4. パッキングリスト(荷物内容明細書)の作成
  5. 荷物の発送
  6. 保険手続き
  7. 携帯荷物の準備 (毎日使用する身の回りの品や貴重品)
  8. 現地での受け取り

●注意事項

  • 簡易税関扱いになるので、必ず通関手続きを経る。そのために内容明細(パッキングリスト)を荷物に添えなければなりません。
  • 船荷物の場合、長期間の輸送と港での積み下ろしに耐えられるような梱包が必要です。(すぐには使わないもの、家具類・電化製品・食器など)
  • 航空貨物は距離と重さで料金が算出されるの対し、船荷物は距離と容積により料金が算出されます。そのため船荷物はできるだけ要領よくコンパクトに詰め容量を少なくするほうが得です。(出発間際まで使い、到着地でもすぐに使う品物)
  • 出国前、出国後に別便で送り出す荷物を別送荷物と呼び、簡易通関扱いを受けます。船便、航空貨物のどちらもあります。

●必要な書類

  1. 本人のパスポート
  2. 航空券
  3. 荷物の明細書(パッキングリスト)

3.荷物の発送時期

荷物発送時期を決める場合、日本側と現地側の諸条件を計算に入れ、運送会社ともよく相談してください。

  1. 本人と同時に付く携帯航空手荷物
  2. それより早い別送航空荷物
  3. 一番遅く着く船荷物

の順番です。

(1)携帯手荷物

1:機内持ち込み手荷物

機内に無料で持ち込める手荷物は、重量制限はないが大きさは足元に置ける程度のもの。規定では45×35×20センチ以内で3辺を足して115センチを超えない荷物とされています。現金のほか印鑑・書類・パスポート・航空券などの貴重品は必ず手荷物の中に入れましょう。

2:受託航空手荷物

チェックイン時に預ける手荷物で同じ飛行機で運ばれます。制限の範囲内なら無料ですが、貴重品や壊れやすいものは入れることができません。荷物の許容量はその国の発着便によって個数制、重量制に分かれています。許容量を超えた場合は超過手荷物料金がかかります。詳しくは運送業者や航空会社に相談してください。

(2)別送航空手荷物

手荷物の制限を超過する場合はこの方法を利用すると便利です。日本とヨーロッパやアフリカ・東南アジアなどの間では最低重量の場合には割安な運賃の「特定品目賃率」が適用さています。詳しくは航空会社に問い合わせください。

(3)航空便貨物

荷物を目的地まで早く送りたいとき、また別送航空手荷物で送れない場合などにはこの方法を利用すると便利です。荷物の引き渡しから自宅への配送まではおよそ1週間から10日位です。

(4)船便貨物

家具や家財道具など重量があり容積の大きいものや日常生活ですぐに必要としないものなどを送る際には、多少時間がかかりますが船便で送ったほうが安全です。「船積み指示書」「梱包明細書」「保険証券」「船荷証券」「船積み案内書」などの書類にもとづいて荷物の輸入手続から配送までを業者にまかせることができます。

●航海日数の目安

地域国名到着港名航海日数
北米アメリカニューヨーク19日
ボストン19日
シアトル8日
オークランド9日
ロスアンゼルス10日
ホノルル10日
カナダバンクーバー10日
中南米メキシコアカプルコ19日
マンサニヨ16日
ブラジルサントス45日
アルゼンチンブエノスアイレス40日
チリバルパライソ32日
欧州イギリスチルベリー27日
サザンプトン29日
ドイツハンブルグ26日
フランスルアーブル23日
オランダロッテルダム24日
ベルギーアントワープ26日
スイスロッテルダム24日
スウェーデンゴーテンブルグ28日
イタリアジェノバ32日
スペインバルセロナ30日
アジア韓国プサン3日
インチョン4日
台湾キールン4日
中国上海6日
香港8日
フィリピンマニラ9日
シンガポールシンガポール11日
マレーシアポートケラン12日
インドネシアジャカルタ15日
タイバンコク11日
インドカルカッタ30日
パキスタンカラチ30日
オセアニアオーストラリアシドニー23日
メルボルン24日
ニュージーランドオークランド15日
中近東イラククウェート25日
サウジアラビアダンマン24日
アフリカアルジェリアアルジェ45日
リビアベンガジ49日
エジプトアレキサンドリア32日
ケニアモンバサ33日
南アフリカターバン29日
ナイジェリアラゴス/アパパ47日

4.電化製品の注意点

(1)テレビ

放送方式、カラー方式、チャンネル方式のうち1つでも異なると滞在国では使用できません。日本のテレビゲームは日本のテレビでのみ使用できるようになっています。

(2)ビデオ

テレビと同様に放送方式、カラー方式、チャンネル方式のすべてが合わなければ使用できません。

※尚、世界中の放送方式を受信・再生可能なマルチシステム対応のテレビ・ビデオは、ほぼ世界中で使用できます。

(3)ラジオ

FM放送では日本と欧米で周波数が違い、受信できないことがあります。最近はすべての周波数帯域を受信できるワイドバンドFMラジオがありますが、治安の厳しい国では持ち込めない場合もあります。

(4)その他の家電品

訪問国によって電圧が異なるため注意が必要です。またコンセントの形状も異なります。

5.ペットの運送

基本的にペットの輸送は大変面倒な手続きが必要で、滞在国によって輸入規制が大きく異なります。滞在国における動物の輸入可否や輸入のための条件・必要書類などを事前に大使館や領事館、または動物検疫所などに問い合わせてください。

(1)犬の場合

日本から犬を連れ出す場合は、狂犬病予防注射をうった獣医の証明する「狂犬病予防注射済証」と「健康証明書」の2種類が必要です。動物検疫所で輸出検査を受けた後「輸出検疫証明書」を交付してもらい、通関手続きをとることになります。


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